山根星子
ヴァイオリニスト、作曲家。
電子音楽の伝説的パイオニア、エドガー・フローゼに見出され、2011年よりTangerine Dreamのメンバーとしてエレキバイオリンを担当。2017年、Tangerine Dreamはバンド活動50周年を迎え、これまでの電子音楽の歴史の中でパイオニアとしてのバンド50年の歴史についてのドキュメンタリー映画「Evolution of the sound」がベルリン国際映画祭で初公開され、その後各国の映画館で上映されている。バンドはエドガー・フローゼ亡き現在もThorsten QuaeschningとUlrich Schnaussと共に活動を精力的に行っている。
４歳よりヴァイオリンを始め、愛知県立芸術大学音楽学部器楽科（ヴァイオリン）卒業、同大学院修了。2006年より在独。ロストック音楽大学にてディプロム取得、首席で卒業。在学中よりブランデンブルク国立管弦楽団(Brandenburgisches staatsorckester)にて研修生を務める他、現在もベルリン交響楽団の演奏ツアーに参加するなど、オーケストラでの演奏も積極的に行い演奏技術を高めつつ、Jane Birkinのヨーロッパツアーなどを始め様々なアーティストのサポートを行う。
自身のプロジェクト「Tukico」「KiSeki」の他、多数のプロジェクトに参加しコラボレーションした作品は音楽だけにとどまらず、ダンス、演劇、ライブペインティング、書道、インスタレーションなどに及ぶ。
作曲家としてロンドンとロサンゼルスを拠点に映画音楽などを手がけるDecca Publishingに所属し、1631Recordingsよりソロ名義のアルバム「Threads」他をリリース。舞台作品や映像作品に数多く楽曲を提供している。
2015年よりMotimaruの舞台作品の作曲、ライブ演奏を担当し、2018年よりメンバーとして加入。